出会い系サイトやテレクラなどを利用した、あからさまな感じの出会いには抵抗があるが、SNSを通じてなら自然に不倫相手を探せる、そんな気軽さからかSNSの機能をうまく利用した不倫が人妻の間で増殖中だという。

人妻たちがハマるバーチャルなサイバーセックス

FacebookやLINE、mixiなど、誰もが利用しているSNSを利用して不倫相手を探す人妻が増えている。中には実際に会わずネット上で行われる「サイバーセックス」で満足する関係もあるという。

「どうせ不倫するならセックスの相性が合う人がいい」

今や、人妻の3人のうち1人が、浮気・婚外恋愛経験者だといわれる現代、不倫相手に求めるものは優しさでも頼りがいでもなく「体の相性」だそうだ。

サチコ

どんなに優しい男性で、話が面白くても、気が合ったとしても体の相性が合わなければ関係の終わりも早いです。それなら最初から体の相性が合う相手を探せばいいのではないですか?

このように語るのは東京都内に住む専業主婦のサチコさん(37)だ。8歳年上の旦那と中学生の息子2人、4人家族で幸な家庭に身を置く彼女が、SNS内のやり取りで行う「サイバーセックス」にハマったきっかけは、旦那との夜の生活の不一致が原因だという。

サチコ

旦那に変な性癖があるとかそういうわけではないのです。ただ体が合わない、それだけです。話し合おうとしたこともありましたが、男としてのプライドを傷つけてしまいそうで…。SNSでの出会いだと、最初からこの手の話も自然にできるし、ある程度、相手の性的嗜好を事前に知れるというものです。実際に会ってセックスまで至る時には、相手の嗜好は大体わかっているので、楽に会うことができます

SNSをはじめたきっかけは友人から招待されたmixi

もともとパソコンやインターネットが苦手だったサチコさんが、SNSをはじめたきっかけは友人からSNSのmixiに招待されたことに始まる。mixiが全盛期の今から10年ほど前の話だ。

サチコ

ネット上とはいえ、かつての同窓生と再会できたり、日常では出会うはずのない遠く離れた人と出会えたり。SNSのお陰で一気に出会いが広がりました

その後、匿名性が高いといわれていたmixiの利用から、実名での利用が前提のFacebookに移ってからは、より出会いの機会が増えたという。

サチコ

Facebookでは、“友達の友達”からお声をかけていただくことが多くなりました。高校や大学時代の同窓とか。実際に存じ上げている方のご友人、そのまたご友人とか。そんな方が多いです

若い時から周りの男性から、ちやほやされるという見た目の持ち主だけあって、Facebookにプロフィール写真や、日常を伝えるスナップ写真をアップしていくにつれ、1ヵ月か2ヵ月に1人の割合で、友人の誰かからデートの誘いなどのコンタクトが来るようになった。

サチコ

最初は、親しい同級生のお友達とかそんな方でした。でも、Facebookの友達が増えるに連れて、「お友達のお友達の、さらにお友達」とか…、本来なら少し縁遠い方からもメッセージが届くようになったんです。これくらいの距離感の方だと近辺のしがらみもなく、それでいて身元もはっきりしているので。遊ぶには安心な相手ですね

 独身時代、そして結婚後も、しばしば男性と“遊んできた”というサチコさんは、男性の女性に対する接し方に対して、時折、デートの時と夜の行為の中では大きく異なることがあることを経験から知っていた。

サチコ

正直、ネット上でのやり取りで性的な嗜好はわかりません。でも、そんなやり取りでも性的な話題を含む会話はあります。だから、まずはネット上で、つまりバーチャルでプレイして、実際に会って関係を持つかどうか決めるようになりました

旦那や家族にバレない工夫も怠らない

相手男性にもよるが、Facebookのメッセージ機能やLINEを利用したプレイとは、画像を送りあったり、文字でのやり取りで行う。これがいわゆる「サイバーセックス」だ。ここで嗜好が合えば次は音声でのやり取りに移行する。これは、テレフォンセックスと同じ理屈だという。

文字でのやり取りで相性が合えば、音声に。そして音声でも嗜好が一致すれば、実際に肌を重ねる。これが現代のネットで出会った男女関係を深めていく標準的プロセスなのかもしれない。

サチコ

親しくなるとFacebookだけではなく、LINEのアカウントも交換します。メッセージ機能だと際どい言葉も出てきます。夫や娘に見られるとよくないので。だからそんな”よくない言葉”を交わすようになると音声機能です。ここまで来ると、もうお互いの性的嗜好もほぼわかります。実際に会って関係を持つ前の予行演習みたいなものです

現在サチコさんには、関係を持って1年半になる6歳年上の不倫相手がいる。朝、起きると「おはよう」の挨拶に始まり、空いた時間などにLINEのログ交換や通話機能で話す。サチコさんがお風呂やトイレに入る際は、着替えの様子を自撮りして彼に送ったりもする。

サチコ

彼も、自分の“男の体の変化”を自撮りして送ってきたりします。そういうやり取りを毎日しながら、いざベッドインという日のためのイメージトレーニングってところかな

こうした日々を送りながらも、旦那との関係は良好だという。旦那とはセックスレスだが、むしろ相性が合わないのに性生活を続けるほうが、関係を悪くするのかもしれない。

サチコ

旦那のことは家族として、もちろん尊敬しています。家族とはそれだけで十分な気がするんです

まとめ

一般的にネットでの出会いといえば、「出会い系サイト」や「テレクラ」だと思うが、いきなり利用するのは敷居が高いと感じる人妻も多いようだ。

そこで、FacebookやLINEなど、誰もが利用しているSNS経由での出会いであれば、自然な発展が装えて性的関係にもスムーズに持ち込めるという観点から利用者が増加している。実際に会いたくなければ、SNSの機能を利用してバーチャルなサイバーセックス止まりの関係でもアリだ。

そんな気軽さがあるからこそ、専業主婦や人妻たちの間で広がりをみせる、秘かなトレンドになりつつあるようだ。